[MOVIE LOG 2005]

(2005年 鑑賞作品計80本 / 劇場作品計18本)

「キングコング」
(劇/米/2005)


ナオミ・ワッツ エイドリアン・ブロディ ジャック・ブラック出演。
謎の島の巨大ゴリラが美女に恋して都会で暴れ回るという古典怪獣映画のリメイク版。
コング登場までが結構退屈だったけど、謎の島で恐竜が出てきてからは、
超大迫力の、手に汗握るアドベンチャー! 興奮興奮大興奮!
コングと恐竜との対決も、思わず身を乗り出して応援してしまうような壮絶怪獣バトル!
巨大昆虫達に教われるシーンは、もう怖くて怖くてチビリそうなほどの絶望感を体験。
てなわけで、島での冒険が一番の見所で、 あとはおまけみたいなものですよ。
(12/30)

「Mr.&Mrs.スミス」
(劇/米/2005)


ブラッド・ピット アンジェリーナ・ジョリー出演。
互いの正体を知らずに結婚した殺し屋の夫婦がタマを取り合うコメディーアクション。
んなお互いにバレずに過ごしてきたって無茶苦茶なー とかつっこみつつも、
お互いの正体を知ってからは滅茶滅茶なー 大げさな夫婦喧嘩バトルが面白かった。
お気楽に見れる、楽しいファミリー殺し合い映画でした。
(12/11)

「ALWAYS
 三丁目の夕日」
(劇/日/2005)


吉岡秀隆 堤真一 小雪 薬師丸ひろ子出演。
昭和の古き良き時代の下町の人々の生活を描いたノスタルジックなドラマ。
えらく評判はよかったけど、地味っぽい邦画ということもあり、食指が動かなくて。
それでも誘われたので、たいした期待もしないで見に行き、大満足で映画館を後にしました。
ありきたりな話なのに、笑えた。泣けた!もうぽろぽろ泣いたよお父ちゃん!
こんな時代に行ってみたいな。 で、行ったら行ったで「不便だ」とか文句言ってそう。
(12/01)

「機動戦士ΖガンダムII
 恋人たち」
(劇/日/2005)


新訳Ζガンダム第2章。
昔は紫の唇のフォウを怖いと思っていたような。
歴代シリーズの中でも特にΖは戦乱の中にあっての男女の色恋が
色濃く浮き彫りにされていた作品だったのだなあ。
つうか、フォウとの悲劇的な別れの後にすぐファにチューしようとするカミーユ…
がっつき過ぎだぜ!
(11/11)

「チャーリーと
 チョコレート工場」
(劇/米/2005)


ジョニー・デップ主演。
子供達が奇妙なお菓子工場へ招待され、探検する、ファンタジーな童話。
変人的工場長のキャラクターとキッチュでサイケな不思議な世界に大喜び。
いちいち子供を馬鹿にするウンパ・ルンパの歌やダンスがめっさ楽しい!
これは子供と一緒に見たい映画だと思いつつも、ウォンカさん登場のシーンで
人形が燃えたり溶けたりするのは子供が泣きそう。バートンさんはやっぱり悪趣味だ。
(11/03)

「下妻物語」
(ビ/日/2004)


深田恭子 土屋アンナ出演。
下妻を舞台にしたロリータさんとヤンキー女の友情物語。
全く違う世界を持つ2人なのに、いつしかマブダチへと変わっていく。
アホさ全開で笑かされながらも、ちょっとホロリときてしまうのでありました。
(10/22)

「ファンタスティック
 フォー
[超能力ユニット]」
(劇/米/2005)


ヨアン・グリフィズ ジェシカ・アルバ出演。
4人の超人が活躍する、最近流行りのアメコミヒーローアクション。
原作のコミックが古くからの歴史があるモノだけあって、目新しさはないものの、
「ミスター・インクレディブル」のルーツがここにあったか、という感じ。
リーダーの伸縮性はゴムゴムの実の能力者以上のものでした。
ラバーメン!
(10/14)

「シン・シティ」
(劇/米/2005)


ブルース・ウィリス ミッキー・ローク クライヴ・オーウェン出演。
犯罪が蔓延する街で、女の為に戦う3人の男達の姿を描くバイオレンス・アクション。
モノクロのアメコミの原作を忠実に映像化したという独特の映像が新しくてカッコええ。
特殊メイクで誰だか分からない(ミッキー・ローク)マーヴを始めとして、
イライジャ・ウッド扮するキモすぎる殺人鬼や、なんか忍者みたいな
無敵すぎる女殺し屋(自警団だけど)ミホなど、濃いキャラが多くて楽しい。
同R・ロドリゲス監督の「レジェンド〜」と同じく豪華キャストな群像劇的ドラマだけど、
こっちはオムニバス仕立てでメリハリがあり、時々クロスオーバーする構成が面白い。
(10/01)

「スターウォーズ
 エピソード3 
 シスの復讐」
(劇/米/2005)


ヘイデン・クリステッセン ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン出演。
エピソード4(第一作)へとつながる、SWサーガ・アナキン篇の完結作。
ジェダイとしてのアナキンの人生の終わりとともに、帝国とダース・ベイダーが誕生。
アナキンがおなじみのマスクを被り、ダース・ベイダーとなった瞬間は、
コアなファンならずとも拳を握り、「ついに出たー!」と、いろんな感情が渦巻いて
興奮してしまったに違いないとか勝手に推測してみる。
始めから分かっていた悲しい結末だが、小さな希望(ルーク)が生まれたことによって
少しだけ未来に救いがあるとも思える終わり方に、ちょっとほっとしたのでした。
(08/26)

「宇宙戦争」
(劇/米/2005)


トム・クルーズ ダコタ・ファニング ティム・ロビンス出演。
突如訪れた宇宙人の侵略を背景に、家族を守り、逃げ延びようとする男のSFドラマ。
もちろんダコタちゃん目当て(しつこい)。
ヒーローではない、ただ普通のパパとして愛する子供の為に戦うトム・クルーズの姿は、
新しくもあったが、結局その命がけの活躍ぶりは、ヒーローそのものなのでした。
が、子供の身の安全の為とはいえ、他人に手をかけてしまうというのが普通の人間ぽい。
あれはアリなのかどうなのか。と微妙な気持ち悪さを残しつつも、
ドッキリするほどあっけないラストに全てが吹き飛ばされてしまったようですよ。
(08/16)

「姑獲鳥の夏」
(劇/日/2005)


堤真一 永瀬正敏 阿部寛 宮迫博之 原田知世出演。
京極夏彦原作の、憑き物落としミステリーシリーズ第一弾が映画化。
元々の話が面白いので、ある程度はその良さをまとめられているとは思った。
原作モノはキャスティングに関して云々言われるのは仕方の無いことだけど、
個人的には榎木津の子汚いヒゲに一番違和感を感じた。
(08/12)

「バットマン・ビギンズ」
(劇/米/2005)


クリスチャン・ベイル 渡辺謙 ゲイリー・オールドマン モーガン・フリーマン出演。
暗闇のヒーロー、バットマンの誕生篇を描いたアクション。
まずキャストの豪華さだけで満足した気になってしまったりするけども、
渡辺謙はけっこうどうでもよい扱いだったけど)
恵まれた御曹司が悪を憎み、闇を克服し、悪に恐怖を与える闇の騎士となるまでの
過程が丁寧に描かれており、今までのシリーズと趣が全く違っていて面白い。
特にコスチュームやアイテム製作秘話のあたりが面白かった。
わざとなんだろうけど、暗くて分かりにくいアクションシーンは地味目に感じる。
(07/16)

「グラン・ブルー」
(ビ/仏伊/1988)


ジャン=マルク・バール ジャン・レノ出演。
海とフリーダイビング(素潜り)に情熱をかけた男達の物語。
女よりも海を取っちゃう、海に魅せられた男達の心情は計り知れないけど、
海の映像に、思わず、いっぺん潜ってみたいなどと思わせられたりもする。
(06/17)

「オーシャン・オブ・
 ファイヤー」
(ビ/米/2004)


ヴィゴー・モーテンセン主演。
サハラ砂漠の騎馬レースにただ一人挑んだアメリカ男の物語。
馬も腹が減ればイナゴも食べるのか。
(06/20)

「恋愛適齢期」
(ビ/米/2003)


ジャック・ニコルソン ダイアン・キートン キアヌ・リーヴス演。
現役バリバリの若い女好きの初老の男と同年代の女性の、恋愛喜劇。
いくつになってもトキメキがあるというのは素晴らしいことですね。
「恋愛小説家」「アバウト・シュミット」とともに観たい近年の おいぼれジャック・ニコルさんおもしろ(ホロリ)作品。
(06/17)

「二重誘拐」
(ビ/米/2004)


ロバート・レッドフォード ウィレム・デフォー主演。
誘拐された男と、その妻と、誘拐犯のサスペンスドラマ。
何が「二重誘拐」なのか意味が分からなかった。
(06/12)

「ニューヨーク
 最後の日々」
(ビ/米/2002)


アル・パチーノ主演。
初老の域に入ったパブリシストの男のドラマ。
アルパチさんの全身に疲労感が漂うくたびれきった演技が印象的。
(06/12)

「機動戦士Zガンダム
 星を継ぐ者」
(劇/日/2005)


15年前のロボットアニメの劇場版3部作第一弾。
ロボットじゃなくてモビルスーツだとかいう話は横に置いといて、
ダイジェスト的に編集された当時の映像とストーリーに懐かしさを覚えるも、
時折入る書き下ろし新作映像と古びた絵のギャップに違和感を感じまくり。
どうせなら全部新作映像で作れば良かったのに!
(06/10)

「キャスト・アウェイ」
(ビ/米/2000)


トム・ハンクス主演。
無人島に漂流し、ただ一人で生き抜いた男のドラマ。
道具を使うこと、火をおこすこと、物を作ること。想像すること。 人間の知恵というものがいかに素晴らしいかを無人島生活の中で教えられた。
バレーボールの友達「ウィルソン」とのやり取りが面白かった。
(05/22)

「メダリオン」
(ビ/米/2003)


ジャッキー・チェン主演。
不死身の超人となれるメダルを巡って繰り広げられる、ジャッキー・アクション。
特別な子供を悪玉から守ろうとするあたりは「ゴールデン・チャイルド」を思い出した。
生身の人間が超人的なアクションをするのがジャッキーさんのアクションの
醍醐味だと思うのだけど、本当に超人になってしまったらなんだかねえ。
(05/22)

「ブラザー・フッド」
(ビ/韓/2004)


チャン・ドンゴン ウォンビン出演。 戦乱に巻き込まれ翻弄されつつ、絆を確かめ合う兄弟のドラマ。
弟の為に、人が変わったように戦争にのめり込んでいく兄と、
その身を案じる弟は、互いに大事に思っているのに確執を深めていく。
こんな美しい兄弟愛はフィクションの世界のモノ、と自分に当てはめるとそう思う。
(05/21)

「僕の彼女を紹介します」
(ビ/韓/2004)


チョン・ジヒョン チャン・ヒョク出演。
「猟奇的な彼女」の主演とスタッフによるラブコメドラマ。
ということで、ほとんど「猟奇〜」と同じノリで微笑ましく観られました。
でも彼女の双子や、男が一度死にかけるというエピソードはあんまいらない気が。
(05/21)

「マッスル・モンク」
(ビ/中/2003)


アンディ・ラウ主演。
人の業(前世の所業)が見えてしまう筋肉破戒僧が活躍するマッスルアクション。
まず、あのアンディ・ラウがムキムキの筋肉じゅばんを装着して演技するという、
意味不明で無駄なシチュエーションに始まり、ヨガ男やウナギ男などの怪人が登場し、
イロモノ・キワモノ以外の何物でもなく見えるのだけど、そこに騙されてはいけない。
実は人の業を語る意外と深い作品だったのである。 気がします。 
(自信なくなってきた)
(05/16)

「ノー・グッド・
 シングス」
(ビ/米/2002)


サミュエル・L・ジャクソン ミラ・ジョヴォビッチ出演。
強盗団に軟禁された刑事と、男を魅了する悪女のサスペンスドラマ。
どこか純粋さを残す女と、刑事の微妙な心の駆け引きにドキドキするものの、 なんかシナリオ展開のテンポも微妙な感じがした。
(05/16)

「ソウ」
(ビ/米/2004)


ケイリー・エルウィズ  ダニー・グローヴァー出演。
目が覚めると見知らぬ部屋に2人の男が監禁され、連続愉快殺人犯の手によって仕掛けられた、命を賭けたゲームが始まる。
という、俺の大好きな閉鎖的シチュエーションのサスペンススリラー。
緊迫したテンションで胃がキリキリします。
(5/15)

「ゴシカ」
(ビ/米/2003)


ハル・ベリー主演。
刑務所勤めの精神科女医が霊に憑依されるオカルトサスペンス。
囚人に霊の存在を訴えられても信じない主人公が、霊に操られ殺人を犯し、
今度は自分が収監されてしまうという、立場の逆転が面白い。
(05/15)

「シルミド」
(ビ/韓/2003)


アン・ソンギ ソル・ギョング出演。
金日成を暗殺する為に育成され、闇に葬られた兵士達の物語。
熱く、そして悲しい男達の魂の叫びに心が揺さぶられる。
あと、教官が大杉蓮に似てた。
(05/14)

「ニューオリンズ・
 トライアル」
(ビ/米/2003)


ジョン・キューザック ダスティン・ホフマン ジーン・ハックマン出演。
評決を売ろうとする陪審員と弁護士達との法廷サスペンス。
揺れ動く展開と駆け引きに手に汗握る、法廷ものの傑作。
正義というものについてちょっと考えさせられた。
(05/14)

「テイキング・ライブス」
(ビ/米/2004)


アンジェリーナ・ジョリー主演。
他人の人生を乗っ取る殺人犯を追う女性捜査官のサスペンス。
アンジェリーナさんの濡れ場が一番の見せ場かと。後はあんまり記憶にない。
(05/11)

「ソラリス」
(ビ/米/2002)


ジョージ・クルーニー主演。
惑星ソラリスの軌道上で展開する愛と幻想のSF。
閉鎖された空間でゆるゆると静かに展開する。
人の心が生み出す幻影が悲しみであり救いでもあり。
(05/04)

「レディー・キラーズ」
(ビ/米/2004)


トム・ハンクス主演。
老婦人に邪魔されつつ完全犯罪を目論む窃盗犯のサスペンス・コメディー。
コーエン兄弟作品。なんかゆるいテンポだけど終盤の展開が面白い。
あと、トム・ハンクスの笑い方がケンケンみたい。
(05/03)

「リディック」
(ビ/米/2004)


ヴィン・ディーゼル主演。
アンチヒーロー・リディックの戦いを描いたスペース・アドベンチャー。
悪党と言いつつも、結構情に熱いのであんまり悪に見えない主人公。
前作「ピッチ・ブラック」とはスケールアップというより趣が違う。
(05/02)

「キャットウーマン」
(ビ/米/2004)


ハル・ベリー シャロン・ストーン出演。
バットマンの敵キャラをフィーチャーした、ヒロインアクション。
黒いボンテージに仮面に鞭とくれば、あとは蝋燭も持ったらイイジャナイ。
化粧品で防御力を高めるという敵キャラ(シャロン・ストーン)がなんかスゴイ。
(05/01)

「ラブ・アクチュアリー」
(ビ/英/2003)


ヒュー・グラント アラン・リックマン出演。
様々な愛のエピソードが織り成す人間模様。
愛には色んな形があって、世の中には愛が溢れてるって思える、いいドラマ。
独立したエピソードが同時に進行して、最後にクライマックスの波が押し寄せる。
微妙に各登場人物がどこかでつながってたりと、構成の妙も見せている。
(05/01)

「コンスタンティン」
(劇/米/2005)


キアヌ・リーブス主演。
アメコミ原作の、悪魔と戦う探偵の戦いを描いたオカルト・アクション。
辛辣で利己的な、ヒーローっぽくない主人公のキャラがいい。
(04/30)

「バレット・モンク」
(ビ/米/2003)


チョウ・ユンファ主演。
不滅の肉体を持つチベットの坊さんの戦いを描いた、アクション。
主役はチョウさん(坊主)だけど、若者の活躍もあり、世代交代の物語でもあるようで。
ジョン・ウ−さんが製作らしいので、ジョン・ウー節も垣間見られました。
(04/28)

「シークレット・
 ウィンドウ」
(ビ/米/2004)


ジョニー・デップ主演。
小説家が、盗作したと詰め寄る男に追い詰められていくサスペンス・スリラー。
最近観た映画とかなりネタが被っていた!
考えてみたらこのネタは昔からよくあるのかな。
(04/26)

「ヴィレッジ」
(ビ/米/2004)


ブライス・ダラス・ハワード ホアキン・フェニックス エイドリアン・ブロディ出演。
怪物が住む森に囲まれた、閉鎖的な村を舞台にしたスリラー。
スリラーというより、これは愛と逃避の物語なのかしら。
(04/26)

「ハイド・アンド・シーク
 暗闇のかくれんぼ」
(劇/米/2005)


ロバート・デニーロ ダコタ・ファニング出演。
娘にしか見えない「秘密の友達」に脅かされる、スリラー。
またもや子役のダコタちゃんを目当てに観に行ったけど、
演技やら顔が怖かった。でも可愛いからいいですけどね。
オチも読めてしまい、怖くはないが、ラストショットにはゾッとしました。
(04/24)

「マスク2」
(劇/米/2005)


ジェイミー・ケネディ アラン・カミング出演。
10年ぶりの「マスク」続編。
踊る赤ちゃんが可愛い。
(04/18)

「チューブ・テイルズ」
(ビ/英/1999)


レイチェル・ワイズ ジェイソン・フレミング出演。
地下鉄を舞台にした9編のショートフィルム・オムニバス。
ユアン・マクレガーやジュード・ロウも監督として参加してました。
老人と鳥の話がなんか好き。 全体的にイギリス臭さが漂う。
(04/17)

「ハリウッド的殺人事件」
(ビ/米/2003)


ハリソン・フォード ジョシュ・ハーネット出演。
ハリウッドを舞台にしたバディ(相棒)モノ刑事ドラマ。
殺人事件が起きるものの、ゆるーいテンションで、コメディー調に展開。
犯人を追跡する為、子供を威嚇し、自転車を奪うハリソンさんは爆笑モノ。
(04/17)

「ビッグ・フィッシュ」
(ビ/米/2003)


ユアン・マクレガー ヘレナ・ボナム=カーター出演。
空想に満ちたホラ話を息子に聞かせ続けた、あるオヤジの物語。
ティム・バートン監督らしい、ファンタジックでフリークな世界観が好き。
最後に息子が父親に語って聞かせるところに感動して涙ちょちょぎれ。
(04/17)

「ニュー・シネマ・
 パラダイス」
(ビ/伊仏/1989)


フィリップ・ノワレ サルヴァトーレ・カシオ出演。
村の映画技師の老人と少年の半生を描いた、感動ドラマ。
映画というものへの愛があふれている。
人生とは映画のようなものです。
この映画の「愛のテーマ」が大好きです。
(04/14)

「ALI」
(ビ/米/2001)


ウィル・スミス主演。
伝説的なボクサー、モハメド・アリの半生を描いたドラマ。
徴兵を拒み、意外にリングの外でも戦っていたのだなあ。
元ラッパーとは思えない程のイイ身体に鍛え上げたスミスさんに感嘆。
(04/14)

「リプリー」
(ビ/米/1999)


マット・デイモン ジュード・ロウ グイネス・パルトロウ ケイト・ブランシェット出演。
殺した男になり代わろうと、罪を重ねていく青年のサスペンス。
ホモっ気メガネのマットデイモンがなんかキモコワイ。
狡猾なのか、計画性がないのか分からないところも、なんか気持ち悪い。
(04/12)

「真夜中のサバナ」
(ビ/米/1997)


ジョン・キューザック ケビン・スペイシー出演。
本当に起きた殺人事件を元にしたサスペンス。
と言われても、映画にする程の奇抜な事件でもないじゃないか。
(04/11)

「テキサス・チェーンソー」
(ビ/米/2003)


ジェシカ・ビール出演。
実際にあった事件を元にしたホラー、「悪魔のいけにえ」のリメイク。
ロケーションがなんかもう、イヤな雰囲気を漂わせている。
冒頭の記録は実際にあったフィルムなのか?アレ本物だったら怖いオチだ。
(04/10)

「悪魔を憐れむ歌」
(ビ/米/1997)


デンゼル・ワシントン主演。
次々と人に乗り移る悪霊と戦う刑事の、オカルトサスペンス。
触れるだけで他人の体に入れるって便利だな−。
(04/09)

「FRIED DRAGON FISH」
(ビ/日/1996)


浅野忠信主演。
アサノタダノブ若えー!
(04/09)

「レナードの朝」
(ビ/米/1990)


ロビン・ウィリアムズ ロバート・デ・ニーロ出演。
植物状態の脳炎患者達の治療に携わった医師の、実録ヒューマンドラマ。
健康に生きていられることは当たり前のことではなく
目覚めていられることはとても大事なことなんだと実感させられた。
(04/09)

「スパイダー
 コレクター2」
(ビ/米/2001)


モーガン・フリーマン主演。
心理捜査官サスペンスシリーズ第2弾。
もっと恐ろしげなサイコサスペンスかと思ったらそうでもない。
もっと心理分析ビームで戦ったりとか頑張ってほしかった。
(04/08)

「ロンドン・ドッグス」
(ビ/英/1999)


ジョニー・リー・ミラー ジュード・ロウ出演。
ロンドンのギャングの抗争を描いた仁侠ドラマ。
というか、チンピラ同士の小競り合いというカンジ。
バイアグラの威力に笑った。
(04/08)

「ミッシング」
(ビ/米/2003)


トミー・リー・ジョーンズ ケイト・ブランシェット出演。
確執を抱えた父娘が、さらわれた孫娘を救う為に旅をする西部劇。
家族を捨て、インディアンの仲間になった白人の男をトミーさんが熱演。
というか、歳食ったなあ、もうホントにじいさまの顔だよ。
(04/08)

「スパニッシュ・
 アパートメント」
(ビ/仏西/2002)


ロマン・デュリス オドゥレイ・トゥトゥ出演。
スペインに留学した、多国籍の学生達が集うアパートを舞台にした青春ドラマ。
ところどころ面白い映像(演出)があったりする。
英国娘の浮気をみんなで隠そうとするくだりが面白かった。
(04/05)

「コラテラル・ダメージ」
(ビ/米/2001)


アーノルド・シュワルツェネッガー主演。
テロで妻子を奪われた男が復讐に燃える、シュワちゃんアクション。
主人公が銃を全く使わないのはちょっと新鮮だった。
テロを行うゲリラ側の事情も描いてるのはいいが、終盤ちょっと不十分かな?
(04/04)

「マスター・アンド・
 コマンダー」
(ビ/米/2003)


ラッセル・クロウ主演。
19世紀、仏軍と戦う英国艦の航海を描いた海洋スペクタクルドラマ。
脂を蓄え丸くなったラッセル艦長の率いる、リアルな海洋戦が面白い。
(04/03)

「ムーラン・ルージュ」
(ビ/米/2001)


ニコール・キッドマン ユアン・マクレガー出演。
パリのナイトクラブを舞台にしたラブロマンス・ミュージカル。
前半の意外にコミカルなノリは好き。選曲もよかった。
(04/02)

「ジャック」
(ビ/米/1996)


ロビン・ウィリアムズ主演。
人の4倍で成長し、40歳の外見になった10歳の少年の姿を描いたドラマ。
人生のはかなさ、輝ける少年時代の大切さ、などを唱っている。
仲間入りの儀式で虫入りのドロドロ鍋を食わすシーンは、 ウエップ。
(04/01)

「案山子男2
 復讐の雄叫び」
(ビ/米/2003)


呪いのカカシ男が蘇り、次々と人を殺していくC級ホラー。
これぞ低予算作品。「低予算なのに面白い」という映画がいかにすごいか思い知らされます。
映像と演出のショボショボの素人臭さに大爆笑して楽しめます。
(03/28)

「華氏911」
(ビ/米/2004)


マイケル・ムーア ジョージ・W・ブッシュ出演。
9/11のテロ事件を軸に、ブッシュ大統領をバッシングしたドキュメンタリー。
こんな映画があってもブッシュ氏が再選したというのは複雑ね。
いやまあ監督の意思で編集されてる情報を、そのまんま受け取って同調するのは アレかもしれないけど、知らないことばかりで勉強にはなりました。
(03/28)

「えびボクサー」
(ビ/英/2002)


ケヴィン・マクナリー主演。
巨大えびと戦うショーに夢をかける男の、コメディードラマ。
ドラマにも取り上げられ、にわかに話題となり、公開当時から気になっていた作品。
思った程バカバカしいダメな作りではなかった。意外と普通。ちょっとバカ。
主人公とえびの心の触れ合いに、なんかちょっと心温まってしまった。
(03/26)

「ピノッキオ」
(ビ/伊/2002)


ロベルト・ペニーニ主演
有名な童話を映画化したファンタジー。
まず、禿げたおっさんがぴちぴちのハデな衣装を着て無邪気に跳び回る
ということからして、本来とても痛いのだろうけど、この人なら、まあ許せるかも。
(03/25)

「猟奇的な彼女」
(ビ/韓/2001)


チョン・ジヒョン チャ・テヒョン出演。
容姿は可愛いが暴力的な「彼女」とそれに振り回される男のラブコメディー。
いくら可愛いからといって、あんな性格は個人的にはゴメンだけど、
見てるうちにだんだん愛しく思えてしまう罠にハマった。
(03/24)

「ヘドウィグ・アンド・
 アングリ−・インチ」
(ビ/米/2001)


ジョン・キャメロン・ミッチェル主演。
性転換に失敗したオカマなシンガーの半生を描く、ロックミュージカル。
ゲイの人達の愛って、なんかこう、懐が広いよね。
歌に挿入されるいびつな絵のアニメが好き。
(03/22)

「ヒューマン・ネイチュア」
(ビ/仏米/2001)


パトリシア・アークエット リス・エヴァンス ティム・ロビンス出演。
偏執的な博士と毛深い女と野生人間の3人が織り成すコメディードラマ。
自分を猿だと思い込んでる男に、マナーを教え込むくだりが面白い。
自然とは性欲(本能&欲望)、文明とはそれを押さえること、とも捉えられる。
(03/19)

「ボウリング・フォー・
 コロンバイン」
(ビ/米/2002)


マイケル・ムーア主演。
高校生銃乱射事件を発端に、アメリカの銃社会を取り上げたドキュメンタリー。
ドキュメンタリーというジャンルながら、軽快なテンポで飽きさせない。
何故アメリカは世界でもダントツに、銃による殺人事件数が多いのか?
隣のカナダとの意外な国民性の違いが面白かった。いいな、カナダは。
(03/19)

「”アイデンティティー”」
(ビ/米/2003)


ジョン・キューザック レイ・リオッタ出演。
嵐のモーテルで、集まった男女が次々と殺されていくサイコサスペンス。
と、まあ、なんかありがちな展開のサスペンススリラーと思いきや、
後半、この物語の仕組みが明らかになってから、がぜん面白くなる。
ああ、そういう舞台設定だったのか!と、驚きの展開。
(03/17)

「完全なる飼育」
(ビ/日/1999)


竹中直人 小島聖出演。
実際に起きた誘拐監禁事件をモデルにした、エロスドラマ。
少女が「飼育」されることに目覚めていくというんなアホなな展開は、 実際の被害者に対して不謹慎ではないだろうかと思うのですけど。
実際の事件とは無関係の作品だとしても、割り切れはしない。でも観たけど。
つうか、監督、和田勉? え、あの人映画監督だったの。
(03/16)

「ミニミニ大作戦」
(ビ/米/2003)


マーク・ウォルバーグ エドワード・ノートン出演。
知能的窃盗グループが、金塊を盗み出す痛快泥棒アクション。
タイトルからしてミニク−パー(車)が全編に渡って活躍するのかと思いきや、
それは後半からのみでありました。つうか、なんだそのタイトル?
家の中を走るミニの姿が見てみたかったなあ。
(03/13)

「ディボース・ショウ」
(ビ/米/2003)


ジョージ・クルーニー 出演。
離婚と財産を巡って、弁護士と悪女が駆け引きするコメディー。
コーエン兄弟作品らしい、サスペンスともコメディーともつかないドラマ。
話の中心となる婚前誓約書だけど、そんな物があるんだ、と初めて知りました。
(03/12)

「ドーン・オブ・ザ・
 デッド」
(ビ/米/2004)


サラ・ポーリー出演。
町中にゾンビが溢れ返る中を生き延びようとする、サバイバルホラー。
まあ、元祖「ゾンビ」を元にしてるらしいだけあって、典型的なゾンビ映画。
でもこっちは走るゾンビ系。集団で走って襲い掛かってくるのは怖い。
(03/08)

「マウス・ハント」
(ビ/米/1997)


ネイサン・レイン クリストファー・ウォーケン出演。
2人の兄弟がネズミを退治しようとするが逆に翻弄されるドタバタコメディー。
ネズミがかわいいー。 特に自分用ベッドに入って寝るところが!
ただ、虫や糞を食ったりするシーンがあるのが汚くていただけない。
(03/07)

「アート・オブ・ウォー」
(ビ/米/2000)


ウェズリー・スナイプス主演。
国連の秘密機関のエージェントが米中の国交問題に巻きこまれるサスペンスアクション。
スナイプスさん主演なだけに、ただのアクションものかと思って借りてみたけど、
なにやら政治がけっこう絡んでくるサスペンスパートも多くてちょっとややこしかった。
中華系のヒロインの人が可愛い。
(03/05)

「ハウルの動く城」
(劇/日/2005)


倍賞智恵子 木村拓也出演。
90歳の老婆にされてしまった少女と魔法使いの青年のラブファンタジー。
やはり宮崎アニメはファンタジーな世界観がなんとなくいい。
考えれば説明不足でよく分からない点もあったりするのだけど、さほど気にはならなず、 割とストーリーにのめり込めたし、ハッピーエンドで幸せな気分にもなりました。
キムタク氏の声は評判通り良かったものの、少女ソフィーの声はどうかしら?
(02/27)

「ミスティック・リバー」
(ビ/米/2003)


ショーン・ペン ティム・ロビンス ケヴィン・ベーコン出演。
少年時代に友人だった三人の男が、一つの殺人事件に関わるサスペンスドラマ。
少年時代に三人のうちの一人が虐待を受ける事件が起き、心に傷を負う。
もしその犠牲者が他の二人だったら、三人の人生は大きく変わっていたやも。
夫を信じられなかった妻といい、友人を信じられなかった男といい、その結末は
なんともやりきれなさを残す、悲しさちょちょぎれモノだった。
(02/24)

「クリムゾンリバー2
 黙示録の天使たち」
(ビ/仏/2004)


ジャン・レノ ブノワ・マジメル出演。
黙示録を模して起こる連続殺人に二人の刑事が挑む、サスペンスアクション。
話はなんかよう分からんところも多くて穴だらけの気もするけど、
黒いローブを着た男達がぴょんぴょん跳んだり走り回ったり、
警察のいる前で堂々と犯行に及ぶ様が、何か気持ち良かったりする。
(02/23)

「トロイ」
(ビ/米/2004)


ブラッド・ピット オーランド・ブルーム出演。
古代ギリシャ時代の戦いを描いたスペクタクルロマン。
ブラピ演じる戦士アキレスの無敵っぷりとジャンプ刺しがカッコイイ。
一方、LOTRのレゴラス役でブレイクしたオーランド王子様は、
やっぱり弓が無いとダメなのか!!と、ツッこんだのは俺だけじゃないと思います。
(02/12)

「デイ・アフタ−・
 トゥモロー」
(ビ/米/2004)


デニス・クエイド ジェイク・ギレンホール出演。
異常気象の元、地球規模で襲う急激な寒冷化を描いたパニック大作。
自然現象を相手に、なす術も無く死んでゆく人々がいる中での、
生き残ろうとする人々、そして命を救おうとする人々の姿に感銘。
地球最後の日がいきなり来たらどうしよう、と思わせられました。
(02/07)

「カンフー・ハッスル」
(劇/中/2004)


チャウ・シンチー主演。
「少林サッカー」に続く、達人達が繰り広げるカンフーバトルアクション。
ドラゴンボールのように、強い奴の次にまた更に強い奴が現れるという、
強さのインフレ構図の元に、ありえねー程滅茶苦茶な戦いが描かれる。
負け犬の主人公が、強くなる努力の過程が無いのがちと残念。
(01/16)

「マイ・ボディーガード」
(劇/米/2004)


デンゼル・ワシントン ダコタ・ファニング出演。
人生に絶望した男が、富豪の少女のボディーガードに付き、心を通わせる。
と、いう筋だけを知り、「レオン」のようなカンジだとかいう宣伝に騙されました。
後半からは、壮絶な復讐劇となる。ああ、なるほど、それでR15指定なのか。
ちなみに、当然ダコタちゃん目当てで見に行きましたが何か?
(01/14)

「サンダーバード」
(米/ビ/2004)


ビル・パクストン ブラディ・コルベット出演。
懐かしのSF人形劇の実写版。
オープニングがかっこいい。
秘密メカに男の子心がくすぐられます。
あと、なんかアクションにやたら変な効果音が付くんですが。
(01/10)

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