[MOVIE LOG 2004-A]

(2004年 下半期 鑑賞作品63本 / 劇場作品15本)

(2004年 鑑賞作品計98本 / 劇場作品計22本)

「ターミナル」
(劇/米/2004)


トム・ハンクス キャサリン・ゼタ・ジョーンズ出演。
足止めを食い、空港に住み着くことになった異邦人のドラマ。
あんまり期待してなかっただけに、けっこう笑いどころが多くて楽しめましたけど、 予告で謳っていたような感動は特に得られなかったです。
しかし、スタートレックネタは劇場の中で俺一人だけがウケていましたよ。
(12/30)

「エイリアンVSプレデター」
(劇/米/2004)


古代遺跡を舞台に、エイリアンとプレデター達の戦いを描いたSFアクション。
SFホラーの有名キャラのガチンコ勝負という、夢の企画の実現!
とはいえ、「フレディVSジェイソン」程の完成度はなかったかもしれないけど、 誇り高き戦士としてのプレデターがかっちょよかった。
(12/23)

「Mr.インクレディブル」
(劇/米/2004)


元スーパーヒーローとその家族をCGアニメで描く、アクションアドベンチャー。
アメコミのヒーローの世界をパロディーにしたコメディという一面はあるけど、 意外とこれは「家族」をテーマにした物語でもある。
特異な力を持つ超人一家であり、普通(?)の家庭でもある二面性が面白い。
過去の栄光を忘れられない男と、子供達の成長の描き方が秀逸。
この家族の活躍をまた見てみたいので、続編も作ってほしいなあ。
(12/12)

「キューブ2」
(ビ/米/2004)


不可解な立方体に閉じ込められた男女のパニックサスペンス、第2弾。
監督の交代した続編だけど、前作が秀作だったのでつい比べられてしまう。
前回に比べて、罠の怖さや極限状態での人間性の表現については、見劣りするものの、 今回の時間と空間が歪められた設定というのは、個人的にはなかなか面白かった。
(12/09)

「ブルース・オール
 マイティー」
(ビ/米/2004)


ジム・キャリー モーガン・フリーマン出演。
冴えない男が、ある日突然、全能の神の力を授かってしまうコメディー。
力を試すために、スープを十戒のように割るシーンは爆笑した。
ジムキャリーのオーバーアクションは見ているだけで楽しい。
(12/09)

「めぐりあう時間たち」
(ビ/米/2004)


ニコール・キッドマン ジュリアン・ムーア メリル・ストリープ出演。
3つの時代に生きる3人の女性を平行して描くドラマ。
時間が交錯して描かれるのは、最初はちょっと混乱するもののすぐ慣れる。
どの主人公も問題を抱え悩んでいるけど、2番目の時代の主婦の悩みと
その行動にまで至る経緯が、今一つよく理解できなかった。
淡々とした展開だけれども、3つの時間を扱ったその構成は秀逸。
あと、同性愛の映画でもないのに女同士の接吻が多かったのはなぜかしら。
(12/04)

「スカイキャプテン
 ワールド・オブ・
 トゥモロー」
(劇/米/2004)


ジュード・ロウ グウィネス・パルトロウ アンジェリーナ・ジョリー出演。
全編CGの背景で描かれる、レトロ感覚溢れるSFアドベンチャー。
古臭いデザインのロボットやメカ達、浮遊空母に空水両用戦闘機、光線銃!
ノスタルジックなSF臭漂う空想科学な世界観に、男の子ゴコロはメロメロ
話は全く子供向けでハチャメチャ(死語)で真面目に見ると突っ込み所も多いけど、 この映画ならむしろそのチープな話づくりはOKかしら。
女艦長扮するアンジェリーナさんは出番が少ないけどカッコえかった。
(12/01)

「踊る大走査線
 THE MOVIE 2
 レインボーブリッジを
 封鎖せよ!」
(ビ/日/2003)


織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 いかりや長介出演。
人気テレビシリーズ刑事ドラマ劇場版第2弾。
織田裕二祭第3弾。
このシリーズはノリが軽いながらも警察機構という「組織」に 焦点を当てているのが特徴的だけど、今回もそんなカンジ。
監視システムは倫理的問題があるだろうとか言いながら、 なあなあでそのままいっちゃってるのは問題では?
あと女性管理官の悪役っぷりがすごかった。
(11/24)

「T.R.Y.」
(ビ/日/2002)


織田裕二 黒木瞳 渡辺謙出演。
上海、日本を股にかけての、ある詐欺師の一大作戦。
織田裕二祭第2弾。
ペテン師モノは、バレるかどうかのハラハラ感と、 騙しがうまく行った時のスッキリ感がポイントでしょうか。
まあそこはそこそこではないかと。
あと、渡辺謙の軍人のマント姿はカッコええなあ。
(11/22)

「ホワイトアウト」
(ビ/日/2000)


織田裕二 松島奈々子 佐藤浩二出演。
雪深い冬のダムを舞台にした、和製アクション。
ふと織田裕二祭をしようと思い立って借りた1本。
「ダイハードというより走れメロス」と何かで織田裕二が言っていたけど、 どちらかというとやっぱり地味目なダイハード
でも主人公はめっぽうタフでした。
(11/19)

「コラテラル」
(劇/米/2004)


トム・クルーズ ジェイミー・フォックス出演。
殺し屋を乗せたタクシードライバーが、事件に巻き込まれるサスペンスアクション。
二人の男の対比の構図が面白い。
タクシードライバーの、「いつか、そのうちやる」という夢を持ちながら燻ってる 生き方には、なにかくすぐったい共感を感じるけど、それを他人に看破されるのは痛いよね。
話自体は、予告編で見た通りの物で、それ以上の物があまり無かった。
悪役としてのキャラクター云々はともかく、銀髪のクルーズはかっこいい。
(11/01)

「アイ,ロボット」
(劇/米/2004)


ウィル・スミス主演。
「ロボット三原則」を題材にした、近未来SFサスペンスアクション。
アイザック・アシモフの小説にインスパイアされたとのことだけど、 ロボット三原則やロボットの自己意識とか人間との関係の描き方はもうひとつ。
だが、ワラワラ出てくるロボット達の動き(CG)や、アクションの見せ方は
迫力があって、アクション映画としては見ごたえがありました。
でもロボットが「友達になれますか?」と言うところはちょっと泣けました。
(10/24)

「恋の門」
(劇/日/2004)


松田龍平 酒井若菜 松尾スズキ出演。
自称漫画芸術家の男と、コスプレ同人作家の女の織り成すラヴコメ。
羽生生純の漫画の映画化作品だけど、漫画のような表現が多かった。
オタク文化をフューチャーしており、オタクだから笑えるネタも多かったけども そうでなくとも笑えるところが多い。てゆうか田辺誠一に笑った。
この映画は邦画の中でもかなり好きです。
(10/17)

「リーグ・オブ・
 レジェンド
 時空を超えた戦い」
(ビ/米独/2003)


ショーン・コネリー主演。
有名な小説の登場人物達が集結し、巨悪と戦うアドベンチャーアクション。
これはたぶん失敗作だろうなー、なんて思いながら観たら、意外に面白い。
「超人紳士同盟」という名前がまず、イイ。超人な上に、ジェントルマンなんだぜ?
それぞれのキャラに個性があり、見せ場がちゃんとあるのがいいですね。透明人間とハイド氏が好きかな。
ちなみに、これも会社のパソコンで観ました。
(10/16)

「ウェルカム・トゥ・
 コリンウッド」
(ビ/米/2002)


サム・ロックウェル ジョージ・クルーニー出演。
宝石店の金庫泥棒の計画に挑む、貧乏な男達のドタバタコメディー。
パッケージではジョージ・クルーニーが主役扱いだけど、ホンの脇役
爆笑するものでもないが、そこはかとなくクスクス笑える。
最後にじいさんが悟ったように言った言葉は、印象に残りました。
ちなみに、仕事がヒマだったので、会社のパソコンで鑑賞。
(10/16)

「二重スパイ」
(ビ/韓/2003)


ハン・ソッキュ主演。
韓国へ偽装亡命した北朝鮮のスパイが、韓国の諜報部へと潜り込む。
協力者の女との微妙なロマンスと、サスペンスのバランスがよいカンジ。
同胞である北の人間を拷問しなければならないところは痛々しい。
北朝鮮と韓国との複雑な深い関係と、平和(統一)への願いを見るのでありました。
(10/10)

「アンダーグラウンド」
(ビ/米/1995)


ケイト・ベッキンセール主演。
吸血鬼と狼男との種族間抗争を描いたVFXアクション。
互いの超人的な肉体能力を駆使した壮絶なバトル!
を、想像したけど、なんだかメインは銃撃戦でしたよ?
まあ、紫外線弾やら硫酸弾やらの特殊アイテムは見所のひとつ。
全編に渡って画面が暗く、闇の住人同士の戦いの雰囲気が出てました。
(10/09)

「LOVERS」
(劇/中/2004)


金城武 アンディ・ラウ チャン・ツィイー出演。
盲目の踊り娘と二人の男の三角関係を軸にした、武侠映画。
これもチャン・ツィイーを目当てに観に行ったのであります。
武侠映画らしい浮遊感のあるアクションも見(笑い)所だけど、
やはり、チャン・ツィイーが美しい。舞いもお見事。
(10/08)

「シモーヌ」
(ビ/米/2002)


アル・パチーノ主演。
CGで作り出された架空の女優に、世界中が熱中するというSFコメディー。
シモーヌが実在するように見せる為、小細工する監督を演じるパチーノさんも笑えるけど、 シモーヌの人気が一人歩きし、作り出した創造物に翻弄され、追い詰められるという筋が 皮肉に満ちていて、また映画界への風刺も見て取れて、思ったより深い作品。
実際にこんなバーチャル女優が出てくるのも、この先あり得ないことはないかと。
(10/02)

「ギャング・オブ・
 ニューヨーク」
(ビ/米/2001)


レオナルド・ディカプリオ ダニエル・デイルイス キャメロン・ディアス出演。
南北戦争中のニューヨークでの、ギャング達の抗争と愛憎の復讐劇。
中盤までは、父の仇である男との、親子にも似た複雑な関係が面白い。
終盤は、誰が何の為に誰と戦おうとしているのか、構図がよく分からなかった。
デカプリオはヒゲを生やしてもいつまでも若く見えるのは得なのか損なのか。
(10/02)

「戦場のピアニスト」
(ビ/仏独英/2002)


第ニ次大戦下のポーランドで、ドイツ軍の手から逃げ延びたユダヤ人の物語。
戦火の中でピアノを弾き続ける男の話かと思ったら、大間違いだった。
ナチスによってユダヤ人が迫害され、無意味に殺されていく中で、人の助けを借りて ひたすら逃げ隠れて、なんとか生き残ろうとする主人公の生への執着が見事。
当時のナチスのユダヤ人の扱いは目を覆う程の物だけど、これも実話を元にしているとか。
(10/01)

「ヘルボーイ」
(劇/米/2004)


ロン・パールマン主演。
最近流行りのアメコミの映画化。人間に育てられた悪魔が悪と戦う。
友人が原作を好きだと聞いたので、観てみようかと。
敵がナチスの殺し屋やロシアの怪僧というのがなんか燃える。
怖い人相をしているが、根は純情坊やのヘルボーイ。
猫好きに悪いやつはいないということか。
あと、なんでちょんまげをしているのか気になった。
(10/01)

「初恋のきた道」
(ビ/中/1999)


チャン・ツィーイー主演。
貧しい農村にやってきた若い教師に恋をした娘の恋物語。
チャン・ツィーイー目当てで借りただけあって、彼女が出てるだけで満足。
(あまりハンサムでもない男への)恋に夢中な、純朴な田舎娘を好演。
世間ではストーカーまがいとの声もあるけど、いや、可愛いから許します。
(09/29)

「ムーンライト・マイル」
(ビ/米/2002)


ダスティン・ホフマン 出演。
事件に巻き込まれ死んだ娘の婚約者と、残された両親との奇妙な関係の物語。
秘密と責任感を抱えて、成りゆきに任せて婚約者の両親と暮らす主人公が痛々しい。
冒頭辺りは場違いな程コミカルな雰囲気で、笑ってしまうところもままあったけど、 終盤、失った人と決別し、悲しみから再生する人達の様子に、感動を覚えました。
(09/29)

「8Mile」
(ビ/米/2002)


エミネム キム・ベイシンガー出演。
成功を夢見てスラムで燻る、ラップの達者な白人若者の青春ドラマ。
洋楽やヒップホップには疎いので、エミネムというミュージシャンは知らんかったですが… ギラギラして、とがっていて、めっぽうかっこいい。
そんなエミネムさんの成功以前の半自伝的物語らしいっぽい。
相手を罵り合うラップバトルというのは、ガキの喧嘩をパフォーマンスに昇華していて 面白いっぽい。結局は大人気ない悪口の言い合いなんだけど。
(09/29)

「コンフェッション」
(ビ/米/2002)


サム・ロックウェル ドリュー・バリモア ジョージ・クルーニー出演。
テレビのプロデューサー兼殺し屋だったという男の、自伝を元にした映画。
これがホントの話かというのは、正味真実味がない気もするものの、 ホントかどうかは問題ではなく、ただこの話が面白いかどうかの問題であって…
カウフマン(マルコヴィッチの穴)脚本の割には普通な話でありました。
(09/19)

「コレル大尉の
 マンドリン」
(ビ/米/2001)


ニコラス・ケイジ ぺネロぺ・クルス出演。
第2次大戦下のギリシアの島で出会った、イタリア将校と村娘の恋物語。
戦時中なのに、歌や浜辺の遊びにふけるイタリア兵のなんと陽気なことか。
イタリア人って、やっぱりみんなそんな感じなのかしら。
情緒的な島の風景を背に、割とほのぼのとした雰囲気で話が進むけど、
終盤、戦闘が始ると、一気に戦争という残酷な現実に突き落とされる。
(09/18)

「プラトーン」
(ビ/米/1986)


チャーリー・シーン トム・べレンジャー ウィレム・デフォー出演。
ベトナム戦争の最中、隊の中での味方同士の対立を描く戦争ドラマ。
泥沼の戦争の中で、人間の命の軽さと重さを見る。
ウィレム・デフォーは悪人ヅラなのに善い人役で意外だった。
(09/18)

「ヴァン・ヘルシング」
(劇/米/2004)


ヒュー・ジャックマン主演。
モンスターハンターと、ドラキュラ率いる怪物達との戦いを描くアクション。
ドラキュラ伯爵や狼男、フランケンシュタインの怪物など、古典ホラー映画の
キャラクター達が一同に会し、戦い合うという夢の共演。
思わずゲームの「悪魔城ドラキュラ」を思い出すのだった。
対怪物用の色んな武器がイカス。 続編もありっぽそう。
(09/17)

「天使のくれた時間」
(ビ/米/2000)


ニコラス・ケイジ主演。
優雅な独身生活を楽しむ男が、ある日突然もうひとつの人生を経験する。
人生には幾つかの岐路があり、あの時別の道を選んでいたら、と思うことも。
けど、そっちの人生も必ずしもバラ色だとは限らない。
かといって、今の人生が最善だったという確証はない。
けれども、これから先の人生を最善にしようという努力は今からでもできるわけで。
(09/16)

「バイオハザード2
 アポカリプス」
(劇/米/2004)


ミラ・ジョボビッチ主演。
有名ゾンビゲーム原作の、アクションホラー映画続編。
今回はゾンビが溢れかえり、封鎖された街から脱出しようというもの。
前作に輪をかけてめさめさ強くなっている無敵ヒロイン・アリス。
ゾンビどころかターミネーターのような化け物(ネメシス)と素手で戦い、
敵の恐ろしさは激減、ホラー感覚も半減して安心して観れてしまうのであった。
その分アクションには力が入ってそっちは見応えはあるのだが。
(09/15)

「ボーイズ・ライフ」
(ビ/米/1993)


レオナルド・ディカプリオ ロバート・デニーロ出演。
とある作家の、暴力的な継父に苦しめられる少年時代を、実話に基づき描く。
デニーロさんが、ひたすら憎たらしい、イヤなオヤジを熱演。
幼さが残るデカプリ夫君も、初々しい。
ホモと言われて激怒する少年が実際ホモだったのは思わず笑った。
(09/14)

「コーリング」
(ビ/米/2002)


ケビン・コスナー出演。
ERに勤める男に、遠い地で死んだ妻の呼び声が語りかける。
オカルトめいた現象に、ドキッとさせられるシーンもあるけど、 基本的には感動もの。 のはず。
結末は割と感動というか、安心させられた。
(09/12)

「普通じゃない」
(ビ/米/1997)


ユアン・マクレガー キャメロン・ディアス出演。
冴えない男が、わがままな金持ち娘を勢いで誘拐してしまうラブコメ。
下界に降りてきた天使達が、二人をくっつけようと四苦八苦するけども、 タイトルに反して、以外に割と普通の映画で し た。
エンドロールのとこのクレイアニメは面白かったです。
(09/12)

「フェノミナン」
(ビ/米/1996)


ジョン・トラボルタ主演。
ある日突然、超能力や明晰な頭脳を身に付けてしまった男の物語。
能力が変わっても本質的な人間としての価値は変わらないのだけど、 取り巻く世界、周囲の人間(の目)が変わってしまう。
能力の正体が分かってからの展開は、なかなか泣けて、考えさせる。
(09/10)

「バグダッド・カフェ」
(ビ/米/1987)


辺鄙な砂漠のモーテルとカフェに居着いた人々のほのぼのドラマ。
画面が傾斜してたり、どぎつい色使いだったりと、気持ち悪い映像がありました。
あと、女主人のイライラっぷりに、見てるこっちもイライラさせられそう。
終盤全てがうまく回り始めてからは、安心して微笑ましく観れました。
(09/08)

「ポネット」
(ビ/仏/1996)


死んだ母親に会いたいと願い続ける幼い少女の物語。
子供達の芝居が中心なので、卑怯なことににそれだけでも、無条件で 可愛いったらありゃしないのよ! お願い、泣かないで?
しかし、若干4歳で賞を受賞した主演の女の子の演技にはマジで感心します。
あと、ラストの唐突な展開にはちょっと面喰らった。
(09/07)

「アバウト・シュミット」
(ビ/米/2002)


ジャック・ニコルソン主演
定年退職し、妻にも先立たれた男が、アフリカの子供へ手紙を送る。
人生の終盤にさしかかった、老後の人生をユーモアたっぷりに描いている。
笑いの中にも孤独な男の悲哀があり、未来の我が身を考えさせるのでありました。
あと、キャシー・ベイツのヌードを見るハメになるとは…(本物?)
(09/05)

「ひかりのまち」
(ビ/英/1999)


ロンドンに暮らす三姉妹とその周りの人々の群像劇。
みんな不満だらけだ。それでもどっこい生きている。
街の灯りと音楽がきれいだった。
(09/05)

「ハリーポッターと
 アズカバンの囚人」
(劇/米/2004)


ハリポタ第3弾。囚人が脱走して大騒ぎの巻。
もう大分成長してきて、大人っぽくなってきた子供達。
まあ、ハーマイオニーは相変わらずかわいいのでいいや。
しかし、ドラコのヘタレっぷりは、行く末を按じさせる。
(08/22)

「マルタイの女」
(ビ/日/1997)


宮本信子 西村雅彦出演。
殺人事件を目撃した女優が、警察に警護されるというもの。
弁護士や目撃者の命を狙うカルト教団は、某教団を思い起こさせる。
伊丹十三監督の遺作にして最高傑作との呼び声もあるようだけど。
確かに今までの中でも、エンターテイメント性が高いけど、 何かが足りない。笑いかしら?
(08/21)

「HANA-BI」
(ビ/日/1997)


ビートたけし主演。
重病を煩い余命の少ない妻と過ごす、元刑事の男のドラマ。
これも北野監督作品らしいー、淡々とした死と暴力が渦巻いている。
時折挿入される、北野監督自身が描いたヘタウマ(?)な絵が印象的。
(08/19)

「ソナチネ」
(ビ/日/1993)


ビートたけし主演。
沖縄を舞台にした、ヤクザの抗争劇。
組員が何人か殺されているにも関わらず、ヒマを持て余して 海辺で遊びにふけるヤクザ達がなんともシュールで奇妙な空気。
人間でトントン相撲をするシーンが印象的。
(08/19)

「マッハ!」
(劇/タイ/2003)


ワイヤー、CG、スタントマン、早回しを使わない、ムエタイアクション!
ムエタイがこんなに強いなんて!跳ぶ跳ぶ、ヒザが飛んでくる!
ムエタイだけかと思ったら、逃走劇、カーチェイス、仏像とかいろいろあった。
でもやっぱりリアルヒッティングの痛そうなムエタイが最高の見所。
近年最高のアクション映画だと思います。
(08/13)

「キング・アーサー」
(劇/米/2004)


クライヴ・オーウェン キーラ・ナイトレイ出演。
アーサー王伝説を元にしたスペクタクルアクション。
と、いっても戦闘の規模はさほど大きくなかったかも。
アーサーの仲間達(円卓の騎士)も、それぞれ個性的でよかった。
伝説には忠実でもなさげで、聞いてた話と違う展開で驚いた。
あれ、○○ここで死ぬの?
(08/06)

「エクソシスト
 ディレクターズカット」
(ビ/米/2000)


少女に取り付いた悪魔と戦う神父達の、有名ホラー。未公開映像+。
昔は怖いと思って見られなかったけど、今見てみるとそれほど怖くない。
スパイダーウォークやら、緑のゲロやら、びっくりなシーンはあったけど、 首が回るシーンは有名すぎて、「ああ、これか〜出た出た〜」てな感じ。
(08/04)

「ホーンティング」
(ビ/米/1999)


リーアム・ニーソン キャサリン・ゼタ・ジョーンズ オーウェン・ウィルソン出演。
古い屋敷(城)を舞台にしたホラー。
と、いうかあんま怖くないのでファンタジーっぽいかも。
部屋がうねうね動いたりする所は好き。
(08/01)

「サイコ」
(ビ/米/1960)


ヒッチコックの有名なサスペンス(スリラー)。
有名な(よくパロディーされてる)シャワー襲撃シーンが見たかったので。
殺人シーンは今見ると(当時は残酷なシーンだったかもしれんが)なにかヘボくて 思わず笑ってしまうけど、誰が主人公か分からなくて面白かった。
(07/31)

「マイ・ビッグ・
 ファット・
 ウエディング」
(ビ/米/2002)


代々ギリシア系の家族が、娘の結婚にてんやわんやするドラマ。
何でも「ギリシア語が語源だ」と言い張るオヤジが面白い。
日本語もギリシア語がルーツらしいですぞ。
(07/25)

「バリスティック」
(ビ/米/2002)


アントニオ・バンデラス ルーシー・リュー出演。
女テロリストと元FBIエージェントの男が対決する爆発アクション。
ルーシー・リューがクールで強くてかっこいいス。
(07/25)

「トゥームレイダー2」
(ビ/米/2003)


アンジェリーナ・ジョリー主演。
女墓泥棒アクション続編。
ララが鮫を殴ったよ!
(07/25)

「ファム・ファタール」
(ビ/米/2002)


レベッカ・ローミン=ステイモス アントニオ・バンデラス出演。
魔性の女が、男達を翻弄する。
バンデラス氏のオカマ演技が面白い。
(07/24)

「愛しのローズマリー」
(ビ/米/2001)


ジャック・ブラック グウィネス・パルトロウ出演。
「心の綺麗な女性が美人に見える」という暗示をかけられた男のコメディー。
究極的には「外見は全く無視して、内面だけで人を判断しなさい」という事なのか。
ともかく、おっさんのしっぽが動く所が一番笑った。
(07/24)

「ドッグソルジャー」
(ビ/英/2002)


演習中の部隊が狼男達に襲われ、一軒家に篭城するというもの。
負傷して腹から飛び出た内臓を押し込もうとしたり、内臓を犬が引っ張ったり、 瞬間接着剤でその傷をふさいだりする描写が痛くて笑えました。
(07/24)

「サイダーハウス・ルール」
(ビ/米/1999)


トビー・マグワイア シャーリーズ・セロン出演。
孤児院で育った青年が、外の世界を体験し、成長する青春ドラマ。
外の世界といっても、リンゴ畑とエビ漁を見るだけなので、 依然世界は狭いままなのであった。
主題は「個人にとってのルール」なのかしら。
(07/18)

「アタック・ナンバー
 ハーフ」
(ビ/タ/2000)


タイの、実在したオカマだらけのバレーボールチームの話。
実話を元にしているというのはすごいけど、タイならありえそう。(偏見)
(07/18)

「スパイダーマン2」
(劇/米/2004)


トビー・マグワイア主演。
シリーズ第2弾は、クモ男VSタコ博士。
前作のラストで男前な決断をしつつも、やっぱり未練タラタラの主人公。
あれこれ迷って道を見失う様はヤキモキせんでもないけど、ヒーローである前に、 一人の人間なんだという親近感を感じるのでありました。
(07/16)

「プルート・ナッシュ」
(ビ/米/2002)


エディー・マーフィー主演。
古き良きB級SFの臭いを漂わす、SFコメディー。
ボディーガードのロボットがイイ味出しているけど、
全体的にちょっとパンチが弱いカンジ。
(07/15)

「バトルロワイヤルII
 鎮魂歌」
(ビ/日/2003)


藤原竜也 前田愛 竹内力出演。
原作とは関係ない、映画のバトロワの続編。「今度は戦争だ」らしい。
でもそれだと前作のような悲愴感は出ないし、バトルロイヤルじゃないし。
リキ先生のラガーシャツでトライ!は意味が分からなくて笑ったけど、 ああ、原作の金八先生みたいに、スクールウォーズのパロディなのか?
(07/14)

「スポーン」
(ビ/米/1997)


ブームが来るちょっと前に映画化されてしまったアメコミ原作モノ。
生きている鎧とうねうね動くマントがかっこいい。
あと、ピエロ男がめっさ下品。 あと、臭そう。
(07/12)

「ザ・ビーチ」
(ビ/米/1999)


レオナルド・ディカプリオ主演。
東南アジアにある、隠された秘境で暮らす人々の話。
まあ、現実には人の暮らせる楽園なんてどこにもありゃしないのよ、と。
終盤、なんかいきなりテレビゲーム画面になるところで脱力しちゃった。
(07/11)

「ザ・コンテンダー」
(ビ/米/2000)


ジョーン・アレン ゲイリー・オールドマン出演。
アメリカ初の女性副大統領の就任を巡って論争される政治劇。
クリントンの不倫問題を風刺するような内容だけど、
それよりもゲイリーのハゲ頭が気になる。アレは素のハゲなのか?
(07/11)

「ゴースト・ドッグ」
(ビ/米仏独日/1999)


フォレスト・ウィテカー主演。
「葉隠(はがくれ)」を愛読し、武士道を志す黒人の殺し屋の物語。
殺し屋のくせに忠義を重んじる様は浪人というよりまさにおさむらい様。
日本刀を振り回すように銃をしまう仕種がかっこいい。
(07/10)

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