[MOVIE LOG 2004-A]

(2004年 上半期 鑑賞作品35本 / 劇場作品7本)

「28日後…」
(ビ/英米蘭/2002)


主人公が目が覚めると、ウィルスによりイギリス全土が壊滅しており、
狂暴化した感染者から逃れた、わずかな生存者達のサバイバルが始まる…
と、いうか、早い話がゾンビ映画だけど、集団で走ってくるというのが怖い。
無人化した街の風景は終末的でゾッとするし、軍隊が出てきてからの展開がよかった。
極限的な状況下での人間の理性の崩壊ていうのもこの手の映画の見所ですな。
(06/27)

「インファナル・アフェア」
(ビ/中/2002)


アンディ・ラウ トニー・レオン出演。
マフィアに潜入した警察官と、警察に潜入したマフィアの手先の物語。
マフィアと警察のボスがお互いに、自分達の組織の中に「犬」がいると気付き 見つけ出そうとする、という構成が面白い。
ので、ハリウッドでリメイクされるとか。
こういう潜入モノはいつバレるかヒヤヒヤドキっちょものですね。
(06/26)

「ダイ・アナザー・デイ」
(ビ/米/2002)


ピアーズ・ブロスナン ハル・ベリー出演。
007シリーズはなんとなく敬遠してちゃんと見た事がなかったもので。
いや、爆発、アクション、お色気、陰謀、サスペンス、秘密スパイ兵器と、予想通りの エンターテイメント性で手堅くきれいにまとめてくれて、安心して見れるカンジ。
ボンドガールよりも透明カーに男の子心をくすぐられた。
(06/21)

「ドラゴンヘッド」
(ビ/日/2003)


妻夫木聡 SAYAKA  藤木直人出演。
突然壊滅してしまった日本を舞台にした漫画の映画化。
まあ、大筋は原作通り順を追ってストーリーを消化していっているけども、
2時間ばかりの映画で、あのゆるゆるした絶望感を出すのは難しいかも。
そもそもの原作がよかったので、やっぱり話としてはけっこう面白い訳で、
ダイジェスト版として、まあまた話が見れてよかったなあ、というもの。
(06/21)

「ストーカー」
(ビ/米/2002)


ロビン・ウィリアムス主演。
親切な写真屋のおじさんが、実はストーカーだった…
と、いうサイコスリラーものかと思いきや、孤独な中年の哀愁がたまらない
せつなさちょちょぎれロンリーストーリー。
家族の肖像への執着に行き過ぎはあるけど、主人公にけっこう同情してしまう。
(06/19)

「ブラック・
 ダイヤモンド」
(ビ/米/2003)


ジェット・リー DMX マーク・ダカスコス出演。
黒いダイヤを巡って繰り広げられる争奪戦。割と普通にアクション映画。
「ジェヴォーダンの獣」で活躍した、今回の敵役マーク・ダカスコス(格闘家)と グラサンをかけるとひょうきんな顔に見えるジェット・リー様の対決に注目。
(06/18)

「WXIII
 機動警察パトレイバー」
(ビ/日/2001)


機動警察パトレイバーの劇場版3作目。
基本的に二人の刑事が主役なので、特車2課やイングラムがあんまり出番がない。
刑事ドラマ+怪獣映画みたいなカンジ。
同時上映だったらしい「ミニパト」にも興味がある。
(06/17)

「デッド・コースター」
(ビ/米/2003)


「ファイナル・デスティネーション」の続編。
主人公は違うけど話が続いてるので、なるたけ前作を見た方がよさげ。
今回も老若男女無差別に、突然死ぬ。いきなり死ぬ。
死に様のエグさは前作より上がっているかもしれない。
(06/15)

「ファイナル・
 デスティネーション」
(ビ/米/2000)


予知のおかげで事故死を免れた高校生達に、次々と不可解な死が襲いかかる。
目に見える怪物ではなく、「不運」とも言える「死」そのものが相手なので、
いっそうリアルで怖い。(死に様がショッキングなものが多いし)
(06/14)

「キル・ビル Vol.2」
(劇/米/2004)


ユマ・サーマン デビッド・キャラダイン ダリル・ハンナ
マイケル・マドセン出演。

本来1本の映画だったものを二つに分けた、「キル・ビル」の後編。
今回は「ラブストーリー」という副題がついてたりするけど、 素手で目ん玉えぐり出したり、相変わらずエグい。
北斗神拳(秘孔突き)まで飛び出すとは!
(05/23)

「CASSHARN」
(劇/日/2004)


伊勢谷友介 唐沢寿明出演。
タツノコアニメ「新造人間キャシャーン」の実写映画化。
実写といっても背景とかロボットとか、かなりの部分がCG。
映像はなんか音楽プロモの監督が撮ったらしいので、ソレっぽい。
ちなみにフレンダー(犬)は出てこないです。
(05/02)

「トランスポーター」
(ビ/米/2002)


ジェイソン・ステイサム スー・チー出演。
タイトル通り運び屋の話なので、荷を巡っての激しいカーアクションとかを
予想していたけど、途中から肉弾戦のアクション映画に。
主人公が脱ぐと意外にムキムキマッスルボディー。
(04/03)

「キャッチ・ミー・
 イフ・ユー・キャン」
(ビ/米/2002)


レオナルド・ディカプリオ トム・ハンクス出演。
実話を元にした、若い詐欺師と捜査官の追いかけっこ物語。
けっこう簡単に詐欺がうまくいってしまうもんだなあ、と。
あと単調なテーマ曲が妙に耳に残る。
(04/02)

「シカゴ」
(ビ/米/2002)


レニ−・ゼルウィガー ・ リチャード・ギア出演。
ミュージカルってあんまり見ないけど、見たら見たでけっこう楽しい。
内容は女殺人犯が無罪を勝ち取るというものだけどやたらと軽い。
(04/01)

「レジェンド・オブ・
 メキシコ
 デスペラード」
(劇/米/2003)


アントニオ・バンデラス ジョニー・デップ サルマ・ハエック
ウィレム・デフォー ミッキー・ローク出演。

ロバート・ロドリゲス監督「エル・マリアッチ」シリーズ第3弾。
キャストが豪華なのはイイけど、登場人物を増やし過ぎて、話の構図が無駄に難解になってしまったのが残念。
このシリーズは単純明快に銃をぶっ放して人がぶっ飛べばそれでイイのに。
そのイイ点(ダンスのようなガンアクション)は受け継がれてもいる。
あと、やはりジョニデのキャラ(悪徳CIA捜査官)がキワモノでおいしすぎる。
(03/29)

「ペイチェック
 消された記憶」
(劇/米/2003)


ベン・アフレック ユマ・サーマン出演。
「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」と同じ原作者の未来SFアクション。
主人公のピンチをガラクタ(計13個)が救う度に指折り数えて、
今度はどれが役に立つんだろう?という楽しみがあった。
(03/27)

「ロード・オブ・
 ザ・リング
 王の帰還」
(劇/米/2004)


イライジャ・ウッド ヴィゴー・モーテンセン イアン・マッケラン出演。
主人公フロドの影が薄く、サムが大活躍。
合戦のシーンはやはり大迫力で、レゴラスの無敵ぶりも健在。
ついに完結で、感慨深いものがあったですよ。
(03/14)

「ブラックジャック」
(ビ/日/1996)


手塚治虫原作医療漫画劇場版。
なかなかよく練られたストーリーでした。
ピノコ嬢がかわゆい。
(02/28)

「パーフェクト・
 ストーム」
(ビ/米/2000)


ジョージ・クルーニー マーク・ウォルバーグ出演。
嵐に挑む漁師達の物語。
大波に飲まれて船が転覆するシーンは圧巻。
劇場で見ると迫力のある映画だろうなあー。
(02/28)

「ギルバート・グレイプ」
(ビ/米/1993)


ジョニー・デップ レオナルド・ディカプリオ出演。
田舎町に住む一家の物語。
デカプリ夫の知的障害者の少年の演技はちょっと感心。
(02/27)

「ラスト・サムライ」
(劇/米/2003)


トム・クルーズ 渡辺謙 小雪 真田広幸出演。
オー! ジャパン! フジヤマ! サムライ! ニンジャ!
芸者ガールが出てこなかったのが残念デス。
合戦は大迫力。 侍の魂に触れた気になれる。
(02/23)

「ブロウ」
(ビ/米/2001)


ジョニー・デップ ぺネロぺ・クルス出演。
実在する麻薬ディーラーの半生を描く。
終盤の落ちぶれていく様子がもの悲しい。
(02/21)

「恋愛小説家」
(ビ/米/1997)


ジャック・ニコルソン主演。
性格最悪な恋愛小説家が、ウェイトレスに恋をして変わっていく。
けっこう笑えて、ちょっとジーンと来る。
犬の演技にも賞をあげたい。
(02/16)

「裏切り者」
(ビ/米/2000)


マーク・ウォルバーグ ホアキン・フェニックス シャーリーズ・セロン出演。
マーク・ウォルバーグといえば鼻の穴が気になるけれど、 今回は髪型が気になった。
そんな社会派サスペンスドラマ。
(02/15)

「ブリジット・ジョーンズ
 の日記」
(ビ/米英/2001)


レニー・ゼルウィガー コリン・ファース ヒュー・グラント出演。
ちょっぴり太めの30女が何故かモテる。
そういや、友達が「誰しも人生に一度はモテ期が来る」 って言ってたっけなあ。
(02/14)

「リクルート」
(劇/米/2003)


コリン・ファレル アル・パチーノ出演。
CIA就職物語。
「ラストサムライ」が満席だったので、全くチェック無しのこれを見に行ったら   またコリン・ファレルか。大いに売り出し中まゆげ大セール。
(01/25)

「耳に残るは君の歌声」
(ビ/英仏/2000)


クリスティーナ・リッチ ジョニー・デップ ケイト・ブランシェット出演。
生き別れた父親を探し、様々な人種の人々と出会うユダヤ人少女の物語。
ジョニデは白馬の王子様(いや、ただのジプシーだけど)が似合いますな。
ムーディーでロマンチックかと思いきや、最初のラブシーン(と言えるもの)は、 「いきなりそういきますか!」というゼンギ無し突貫展開でびっくり。
(01/24)

「ペイフォワード
 可能の王国」
(ビ/米/2000)


ハーレイ・ジョエル・オズメント ケビン・スペイシ−出演。
「善意を受けたら、良い行いを別の3人の人間にする」
ということを次へ次へと繰り返していくことで、世界が変わるという。
現実にうまくいくものかどうかは分からないけど、もしうまくいけば、
「世の中捨てたものではない」と。
(01/23)

「ランゴリアーズ」
(ビ/米/1995)


スティーブン・キング原作のテレビ映画。
飛行中のジャンボ機の中に数人を残して人間が消え、
誰もいない世界に降り立つという、なかなかドキドキする展開。
時間(タイムトラベル)という概念の扱いが面白い。
しかし、いざ「ランゴリアーズ」そのものが本当に出てきてしまうと、
低予算(低技術)のCGにちょっぴりガックリきてしまうのであった。
(01/17)

「クイーン・オブ・ザ・
 ヴァンパイア」
(ビ/米/2002)


スチュワート・タウンゼント アーリヤ出演。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編だが、主役のレスタトは トム・クルーズじゃないし、映画は直接つながってない模様。
自らを吸血鬼と正体を公言してロックスターになったレスタトに、 他の吸血鬼たちが怒って殺しにやってくる。
デーモン小暮閣下に対しては悪魔はそんなことしないのになあ。
(01/16)

「フェイク」
(ビ/米/1997)


ジョニー・デップ アル・パチーノ出演。
うだつの上がらないマフィアの構成員に接触し、組織に入り込んだ 若きFBI潜入捜査官の、実話に基づいた物語。
ジャージ姿の冴えないアル・パチーノが哀愁を誘う。
(01/11)

「ハードキャッシュ」
(ビ/米/2002)


クリスチャン・スレイター ヴァル・キルマー出演。
知能派強盗グループと、悪徳FBIが争うクライムサスペンス。
(無駄な)カーチェイスシーンがなんかノロノロしてる。
オースティンのミニー・ミー役の小さい人が出てた。かわいい。
(01/10)

「ラウンダーズ」
(ビ/米/1998)


マット・デイモン エドワード・ノートン出演。
アメリカにはラウンダー(勝負師)というものがいて、 ポーカーで食ってるらしい。賭けポーカーが盛んな国なのね。
日本でいうところのパチプロや雀師みたいな存在か。
(01/07)

「ジーパーズ・
 クリーパーズ」
(ビ/米/2001)


謎の穴、教会の下の死体、都市伝説、怪しい霊能者…
恐怖感を煽る不気味なものは揃っていて、途中まで恐ろしげだけど、 終盤、正体をあらわしたモンスターにちょっと拍子抜け。
怪人の、シルエットの時のコートに帽子姿はかっこいいのに。
(01/05)

「気まぐれな狂気」
(ビ/米/1997)


ヴィンセント・ギャロ キーファー・サザーランド出演。
キーファー・サザーランド監督の作品。
悪党の一向が、通りかかったカップルを人質にして…というのは よくあるパターンの気がするけど、一行の中に潜入捜査官がいるというのが
いつバレるか、ちょっと緊張する設定。
今度のギャロにはなんとか騙されずにすんだ。
(01/04)

[LOG 03-B]  [INDEX]  [LOG 04-B]